代表者略歴
祝、大学卒業!
遡ること十数年前の春。
都市銀行の内定をもらい、グアムへの卒業旅行から、真っ黒になってルンルンと帰ってきた時からスタートします。
家に届いていたのは大学の留年通知!
うぅぅ。
卒業できず、内定を取り消されたことがきっかけで、税理士の業界に足を踏み入れました。
卒業旅行ではなくなってしまい。。。(笑)
就職は今と同じくらい厳しい時期で、今さらもう就職活動できないから、どうしようかと考えていました。
その直前に祖父が亡くなり、その時に税理士という職業を初めて知り、サラリーマン家系で不安がたくさんでしたが、一念発起してこの業界に足を踏み入れました。
個人資産のコンサルティング業務
きっかけは祖父が亡くなった時でしたので、興味があったのは相続税でした。
でしたので、まず、相続税に特化した個人の税理士事務所に入所しました。
そこで、資産家向けのコンサルティング業務に従事しました。
具体的には地主さん・上場企業の社長さんの相続対策。
相続税に特化している事務所だったので、何十件もの相続に携わることができました。
(一年で一件もない事務所も多いんです。)
しかもたった四人の小さい事務所だったので、相続のことは何から何までやりました。
FP(ファイナンシャルプランナー)へ
相続税の事務所にいて思ったのは、
「地主さんや上場企業のオーナー社長などの資産家よりも、もっと助けなくてはいけない人、自分が力になれる人はいるんじゃないかなぁ。」と。
自分自身がサラリーマンの家庭に育って、お金のことについて相談できる人が全くいなかったため、祖父の相続の時に家族みんなで困っていたのを改めて思い出しました。
そんなことから、この時にFPの資格をGET。
そして、FPの勉強をしてみてびっくり。
知らないで損していることがこんなにも多いのかと!
「大手だから」「CMを流しているから」
と言って正しいものだけでないな、と痛感しました。
そして、会社に属する金融機関のFP・代理店手数料で食っているFP(なかにはちゃんとしている人もいますが)とは一線を画して、独立系でお客様の視点に立ったFPになろうと決めました。
でも、業界では、
「日本はアメリカと違って、個人がお金を払う文化がない」
「金融機関に所属しないFPじゃ、仕事にならない。」
なんて言われていた時代でした。
自分がどこまでできるかわかりませんでしたが、
漠然と「資産家よりも、もっと一般的な方の力になりたいなぁ。」
って思ってました。
その後、「MSNマネー」でコラムを連載。
「めざましテレビ」にも出演し、保険・ローン・株式投資・為替などの裏側や、騙されないように自分を守ることなど、難しい言葉を使わず、わかりやすく伝えるように心がけてきました。
大原簿記学校へ
上記FP業務と前後して、
恩師からの強い誘いがあり、大原簿記学校へ就職。
3年口説かれて落ちました。
税理士科で会計(財務諸表論)を担当
また、株式投資講座・経理実務講座も担当。
延べの生徒数は千人以上。
ここでも、難しい言葉を使わず、わかりやすく、
お客様(生徒さん)がわかるまで説明することを学びました。
みんな人生をかけて勉強しているので、
教えがい・やりがいがありました。
飲食業の世界へ
あるきっかけから、
アメリカのレストランチェーンの日本進出に伴う日本法人の立ち上げに従事しました。
法人の設立だけでなく、飲食店の立ち上げまで携わることになり、
物件探し、資金繰り、助成金の申請だけでなく、
内装のデザイン、メニュー作り、バイトさんの面接などなど、
立ち上げ業務の全ての経験ができました。
開店するまでは精神的にホント辛かった。。。
開店してからは肉体的にホント辛かったです。
でも、明るいスタッフと一緒に現場にでるのはホント楽しかったです!
(現場ではホールと皿洗いしかできませんでしたが)
軌道に乗せるまでがホントに大変でしたが、
繁盛店(一時は利益率25%超え)を作ることができました。
飲食店のコンサルティング業務
有名チェーンの飲食店オーナーとお話しする機会が増え、
資金繰りなどのお金のことだけでなく、
現場から経営戦略全般までいろいろお役に立てることがわかりました。
また、飲食店の立ち上げをワンストップでコンサルしている会社がないことから、
自分でやろうと決意。
数十件の立ち上げをしました。
立ち上げ時は、営業終了後・終電後のミーティングなど当たり前。
オーナーとスタッフとみんなで朝まで熱く語り合って、
元気と夢をたくさんもらいました。
IT企業で上場準備
お客様が成長するに連れて、自分も成長しなければいけません。
上場を視野にいれて経営をしたいというお客様が増えてきたので、
自分も上場の業務の経験を積みたいなと。
大手ブログ運営会社の上場準備室で室長をしました。
短い時間でしたが、監査法人や証券会社などの折衝など、
上場準備の仕事を実体験できたのは、とても良い経験になりました。
外資系大手会計事務所へ
上場が目標のお客様もいれば、海外進出が目標のお客様もいます。
アメリカ法人の日本進出業務は経験したけれど、
自分には日本の知識しかない。。。
これから実際にお客さんが海外進出していくときに、
一緒に頑張りたいなと思い、大学院で国際税務を勉強しました。
そして、机上だけでなく、実務の経験も積むために、
世界でBIG4と呼ばれる外資系大手会計事務所へ。
世界のトップレベルの会計事務所のレベルを知り、
個人事務所では関与できない一部上場企業、
何十カ国にも展開しているグローバルな外資系法人を担当しました。
独立へ:現在
外資系大手会計事務所で経験しようと思っていたことは、
ほぼ(全部ではないですが。。。)できたので、
またサービス業(特に飲食店)の世界へ。
ただ帳簿をつけて申告だけをする税理士事務所では、
せっかく集計した数字も、ただの過去の数字にしかなりません。
ですが、日頃の経営に役立つ数字をITを駆使していち早くトップヘ。
すると、過去の数字が将来の経営に生きてきます。
ITを駆使することで、低価格高サービスを実現することができます。
でも、数字って所詮ただの数字ですから、全てではありません。
経営をするときには、数字と現場感覚のバランスが何よりも重要だと思っています。
現場では感じないことを、数字で分析したり、
逆に、数字ではわからないことを、現場で感じたり、
夢に向かって頑張っている会社、社長。
また、そこで頑張っているスタッフさんをサポートしています。
今は、会社設立準備・店舗立ち上げに始まり、
上場準備や海外進出までお手伝いできるので、
前よりもだいぶパワーアップしたかな?
変わらないのは、お客様の夢が叶うのをお手伝いすること。
「Cool head, Warm heart」
(冷静な頭脳と、熱いハート)
で、これからも頑張っていきます。
これから
今までは、夢に向かって頑張っている方をお手伝いしてきました。
これからは、頑張っている人だけでなく、
困っている人のお手伝いも頑張って行きたいと思っています。
大事なのは最初の一歩。
自分にできることを、今からコツコツと始めていきます。
今後ともよろしくお願いいたします。